あっという間に記事が書ける!『6分間文章術』読後レビュー
こんにちは。井沢桂です。
必ずコピーライティングを極めてやるぞ!とブログを立ち上げたのですが、今までブログとか書く習慣がないため、パソコンを目の前にして固まる日々です(汗)
何か頭に浮かんで、ポチポチ遅いタイピングで入力しては、いや、やっぱり違う、こーじゃないって削除するので、一向に進みません。
で、自分の脳内だけでは文章を書くのは不可能だと判定して、文章術の本に頼ることにしました。
で「文章術」あたりのキーワードでググっていると、ダイヤモンドオンラインのサイトかなんかで、この本を見つけました。
『6分間文章術』
これは、著者が開発した文章術『エンパシーライティング』について書かれた本です。
エンパシーライティングを使うと6分間で文章が書けるということです。
6分間ですよ!6分間。
一時間で10記事も書けちゃうじゃないですか。
こりゃ買うしかないな、と速攻Amazonでポチりました。
しかも安い!マケプレで中古200円なり。
それではページをめくって読んでみましょう。
「これは、日本が世界に誇れる文章作成法だ」と神田昌典氏が評する『6分間文章術』。著者の中野巧氏が10年間の文章メソッドを結晶化させたものだ。
トヨタ、ソニー、三菱東京UFJ銀行、DeNA社員だけでなく、大学教員、女子高生、小学生からも続々驚きの声が寄せられている新しい文章作成法はいかにして生まれたのか?
日本一のマーケッターの神田昌典さんが絶賛しているメソッドだそうですね。
女子高生、小学生でも使える文章術なんて、まさに自分向きではないですか。
99%の人が大きな誤解をしています。
相手の心を動かすのに、“文章力”はいりません!
文章を書くのに苦手意識のある人でも、【埋める⇒貼る⇒つなぐ】のゲーム感覚で、パズルのように文章をデザインすると、すぐに結果が出てしまう
そのために必要なことは、シンプルな1枚のチャートを埋めていくだけ。
ゲーム感覚でパズルのように文章を組み立てるだけ!
なんとお手軽な文章術でしょう。
図解イラストなどが豊富でめちゃくちゃ読みやすいため、一時間ほどで読み終わりました。
ほんとにパズル感覚で文章を組み立てられる気がしますね。
試しに、この記事もエンパシーライティングを使って書くことにしました。
この本のいいところ
この本は正直かなり読んでよかったと思います。
真っ白なパソコン画面をただ見つめるだけということはなくなりました。
この本を使った文章術の素晴らしいところを書いていきます。
極めてシンプルに文章を組み立てる。
良い文章を書かなきゃって思い、色んな本を読んだりブログを読んだりすればするほど、書かなきゃいけないことが増えて余計に手がつけられなくなるんですね。最近。
だけど、エンパシーライティングを使った文章術で書くことはたった2つしかないので、迷うことなく書き始められます。
・自分の文章を読んだ人が、どうしてポジティブな気持ちになったのか?
・自分の文章を読んだ人が、どうしてネカティブな気持ちになったのか?
この2つのことを、読む人の気持になってよく考えて、書き出して、箇条書きにします。
出した箇条書きを適切に並べかえて文章化すれば、おしまいです。
ものすごくシンプルではないですか!
シンプルすぎて、え?それだけでいいの?って心配になってしまします。
文章に必要な色んな要素が抜け落ちるんじゃないかと。
でも、考えてみると、エンパシーライティングを使って書かれた文て、あらゆる要素が網羅されてることに気づきます。
視点が必ず読んだ人になっている。読んだ人がどう思うか、しか書かない。
それ以外には書かないので、ゴチャゴチャした文章にはなりません。
自己満足なことは一切書かなくなります。
読者に関係のないことは一切書かなくなる。
これって大事なことらしいですよね。
『現代広告の心理技術101』とかのコピーライティングの本読んでると、それはもう一番大事なこととして書かれてます。
共感の文章。
エンパシーライティングのエンパシーは共感。
書く文章は全て、読者に対する言葉がけ
良質な記事は、読者に語りかけるようにかくのがいいとされています。
エンパシーライティングで書くのは、読者の気持ちに寄り添った言葉を投げかけることだけなので、自然と語りかけ口調になります。
こうしてこの本を読みながら文章を書いてみると、良い文章ってとてもシンプルなものなんだと勉強されられます。
いい記事に必要なのは、2つだけ。
・自分が書いた記事を読んだ読者が、どうしてポジティブな気持ちになったのか?
・読者がネガティブに感じたことのフォローを語りかけること。
パズルのように文章を組み立てるのが素晴らしい。
読者がポジティブに感じた語りかけとネガティブに感じた語りかけを思いつくまま書きだしたら、あとはそれを並びかえて、文章化すれば出来上がりです。
要素をパズルのように組み立てるだけで記事が出来上がっちゃうなんて素晴らしいことですね!
パソコンの前で悩み続けるのとは大きな違いです。
この本のデメリット?
めちゃくちゃ読みやすいこの本も、捉え方によっては、ボリューム不足で内容が薄い
と感じる人もいるかもしれません。
たしかに例えば、ダイレクト出版から販売されているコピーライティングの本なんて、一ページにぎっしりと文字が詰まっていて300ページとかありますからね。
やはり、本は字数がある程度あったほうがお得感があります。
あと、本のタイトル通り、6分で文章が完成するというわけではないです。
この記事はもうすでに30分くらい書いています。
この本の言う6分とは、6分で文章の骨格ができるということです。
そこからちゃんとした文書をかくのに時間がかかります。
でも、それでもだいぶ楽になることは確かです。
エンパシーライティングを使わないで初めからパソコンで書き始めたら、書いては消しての繰り返しですので、もっともっと時間がかかりますので。
それと、骨格を作り終わってからの、文章の肉付けの部分についてはほとんど書かれていないので、別途自分で勉強する必要があります。
以上、『6分間文章術』の読後レビューでした。
この記事自体をエンパシーライティングを使って書きましたが、とても楽に、ほとんど悩まずに書くことができました。
いつも文章を書く際には悪戦苦闘している僕にとっては大きな進歩です。
これからもエンパシーライティングは僕の強い武器となってくれることでしょう。